新綱島検車区業務日誌

主に模型いじりの記録を、備忘録として。

【カプラー交換】TOMIX EF81トワイライト ナックル化

 

こんばんは。今日の模型弄りです。

 

当区では、所属する機関車や客車・貨車のカプラーをKATOカプラー系に統一する計画を立てており、すでに固定編成を組む客車の中間連結部はKATOカプラーへの統一が9割方完了していました。

しかし、機関車と連結する部分ではカプラー交換する上での課題がいくつか残っておりました。またTOMIX製機関車が装備する「Mカプラー」による自動解放は、走行させて遊ぶ上で大きな魅力であり、それを手放すのはなかなか勇気が要りました。

自動解放が可能なカプラーは、TOMIX製Mカプラーの他、米国MicroTrains社による「マグネマティックカプラー」が知られており、KATOがこれを輸入販売しています。また、自社製ナックルカプラーにこのマグネマティックカプラーのギミックを追加した「マグネティックナックルカプラー」という製品も出しています。

今回、機関車のカプラーをMカプラーに代わってマグネティックナックルカプラーに交換することで、自動解放で遊ぶ手段を残しつつKATO系カプラー統一への足掛かりにしたいと思います。

 

さて今日の実験台……もとい入区車両は、TOMIX製EF81形電気機関車です。

 

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実車が2002年頃に帯色を変更したのに合わせた現行品ですが、TOMIXはEF81のリニューアルを発表していますので、まもなく旧製品と呼ばれる運命にあります。こいつをナックル化していきます。

 

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使用するのは、製品に付属している交換用のTNカプラーと、KATOラウンドハウス製マグネティックナックルカプラー(28-257)です。

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余談ですが、当区では予備パーツ類はこのように百均の小袋に入れて整理しています。(部屋は片付けられないのに、こんなのは続けられるんですねぇ)

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まずはTNカプラーを分解しまして、

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そこにナックルカプラーを取り付けます。

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こんな感じです。上が製品付属状態のTNカプラー、下がナックルカプラーへの交換後です。

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次に、EF81のボディを外し、動力ユニットからスカートを取り外します。いまMカプラーが装着されていますが、これを今用意したナックルカプラーに取り替えることになります。

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スカートを元どおり動力ユニットに取り付けまして、

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ボディを元どおり被せれば作業終了です。

思ったより簡単でした。

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あちこちのブログでよく見るやつ、高さの確認です。微妙に低い=合格という風潮は何なのでしょうね。

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今回外したパーツは、現状復帰させる時や何かに転用する時のために、ラベルをつけて仕舞っておきます。(部屋は片付けられないのに以下略)

以上で今日の模型弄りは終了。トワ釜は無事出場と相成りました。

 

さて、機関車のカプラーを変えたということは、客車のカプラーも変えなければなりません。今回は片側のみナックル化したので、当面はアーノルドカプラーの客車とも共存できますが、近いうちに客車側も交換を進めたいと思います。

 

後日追記:客車側の交換はこちら

 

ひとまず、今日はこれにて。