新綱島検車区業務日誌

主に模型いじりの記録を、備忘録として。

【再整備】はまなすをちょこちょこと弄る(その1)

今日の模型弄りです。

 

北斗星を弄っていたらはまなすも弄り直したくなったので、再調整していきます。

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はまなすは3メーカーから製品化されていますが、私のものはTOMIXの基本+増結+単品1のフル編成に、さらにKATOの増結セットを加えた計15両をはまなす用として所有しています。

実車はもちろん最長12両ですが、編成パターンがいろいろと存在するので、あれこれ再現しようとするうちに増えていました。
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TOMIX車については全車KATOカプラーに交換済みで、トイレ窓塞ぎと方向幕ステッカー貼り付けは北斗星と同様、さらにこちらは号車札と寝台種別も貼り付けていましたが、改めて見ると後者についてはだいぶ酷い感じなのでやり直したいですね。今回の目的はここじゃないのでスルーします。
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スハネフ14-550。大部分が元々他の列車と共通運用だった「はまなす」編成の中で、唯一「はまなす専用車」として運用された車両です。他は間合いで「海峡」に使ったり、「北斗星」の予備を兼ねていたりしたので。「はまなす」エンブレムも誇らしげな同車ですが、ご存知の通り予備がなかったので運用には苦労したことでしょう。3両あったオハネフ25-200のうち2両を改造したものですが、なぜ3両とも改造しなかったのか……。
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カプラーは既にKATOカプラーに交換していましたが、台車マウントのままだったので、いつもの方法でボディマウント化しました。ジャンパ栓パーツは製品には座席車と共通のものが入っていましたが、実写画像を見ると24系用の方が形状が近いように見えたので、24系用を取り付け。元々24系でしたし。
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寝台車の隣、3号車用のスハフ14-550です。スハフ14-500とはほとんど外観に差異がなかったそうで、特に作り分けはされていません。編成中間に入る車両なのでテールマークは未印刷ですが、ライトが装着済みのためテールランプが点灯します。

これはどうも、昼間に快速「海峡」に運用されたのを再現できるようにしているらしいのですが、この製品は雨樋の外付け化以降の仕様ですので、厳密には後年の「復活海峡号」だけが該当します。実車の雨樋が外付けになった頃には既にドラえもんラッピングが始まっていましので……。
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ただそんなことは気にせず、メーカーの提案に乗って「海峡」を貼り付けてみます。北斗星の方向幕用に買った社外品(ジオマトリックスさん製)ステッカーに付属していたもので、ガラスパーツの裏側から貼れるように透明な両面テープが付属しています。
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というわけでこんな感じに。テールマークはあくまで浪漫装備ということで、カプラーはKATOカプラー、幌も両面テープで取り付け、といった中間仕様です。
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一方こちらはフル編成時の8号車にしているスハフ14-500で、KATO車です。TOMIXは基本増結ともに買ってあるので本来はTOMIXだけでフル編成が組めるのですが、ここに来るべきスハフ14は別の用途に使っているので、ここにはKATO車を繋いでいます。

KATOもTOMIXも、形態にそれほど差があるわけではないので混結させてもさほど違和感はありませんが、問題となるのはカプラーです。前にも「ニセコ・宗谷」の時に愚痴りましたが、どうしてTOMIX車にKATOカプラーが付けられるのに、KATO車にKATOカプラーが付けられないのか理解に苦しみます。

前回の北斗星の際にも書きましたが、ここは見様見真似でナックルカプラーを無理やり取り付けてありました。しかし自然解放が多発して安定しないので、前回のオハネフ25同様に別のやり方に変更します。

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車掌室側には、伸縮カプラーの他ナックルカプラーにも対応した穴が空いているので簡単です。前回同様、以前「ニセコ・宗谷」のパーツを交換した時に余ったカプラー台座に、「キハ58系カプラーセット」から流用したパーツを組み合わせてナックルカプラーを組み立てます。
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中に入れるカプラーは自宅在庫品のマグネティックナックルに差し替えました。
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中間側はナックル対応が考慮されていないので、爪を逃す穴がありません。
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こちらも前回同様、爪を逃がせるように穴を開けました。ここまで工法は同様ですので、詳細は前回記事をご参照いただければと。

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この車両、元々車番を消して別の用途にするつもりでしたが、ご覧のように失敗し塗装まで剥がしてしまったので、一旦保留にしていました。
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車番マスクインレタ。印刷済みの車番を隠す専用のインレタが各ガレージメーカーから出ていますが、今回は何かのついでに購入してあったジオマトリックスさん製を使ってみます。
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こんな感じ。微妙に色が違いますが、写真で見るほど目立つ感じもなくほどほどです。
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マスクインレタの上からTOMIX製品付属のインレタを貼ってスハフ14 556に変えました。元の番号は506だったかと思います。前述の通り550番代はオハフ15を改造したものですが、特に外見から分かりやすい差異はなく、作り分けもされていないようです。もちろん私も気にしません。
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結果こんな感じになりました。テールマークが無いのが気になりますが、この車両はそもそも増結時に中間車として連結されるだけなのでそのままにします。手持ちの14系旧製品からトレインマーク変換装置でも移植しようかとも思ったのですが、どうも形状が変わっているようで嵌まりません。今後再販があればAssy入手を試みたいと思います。

長くなりそうなので一旦この辺りで。来週に続きます。

 

ひとまず、今日はこれにて。

 

追記:続きはこちら。

hiruzen.hatenablog.com