【入線整備&軽整備】カルテット入り夢空間を組みたかった(その1)
今日の模型弄りです。
もう2年以上前になるでしょうか、このブログを始めた頃に入線し、カプラーの交換だけを行ったままの「夢空間」が当区に所属しています。
その時の記事:
マイクロエース製で、夢空間3両の他開放ハネ4両とマニ24が入ったセットですが、これを使ってやってみたいことがありました。
こちらは以前入線し、紹介だけ済ませて保管していたTOMIX「あさかぜ」基本セットです。
あさかぜ入線記:
今回はこの2セットを混ぜてしまいます。
混ぜた結果がこちら。収納順も他の編成に合わせて電源車が一番下に来るように並び替えました。
「夢空間」セットから開放ハネ2両を抜き、代わりに「あさかぜ」セットから3両を加えたものです。元のケースのままでは収まらなくなってしまったのでウレタンも入れ替えてあります。
こちら、1997年の「夢空間北斗星81号」の編成をもとに再現したもので、電源車以外はこの2つのセットの組み合わせで再現できるため好都合でした。
編成はこちらのサイトを参考にさせていただいています。毎度お馴染み客車倶楽部さんのアーカイブです。
「あさかぜ」セットから流用していることからも分かる通り、寝台特急「あさかぜ」が1往復に削減された際に余剰となった「カルテット」車と「デュエット・ミニロビー」車を夢空間編成に組み込んだもので、この時期よく見られた形態のようです。「あさかぜ」を基本セットのみ購入したのは、そういった理由からでありました。
どちらも購入後しばらく放置していましたが、今回重い腰を上げて整備することにしました。
まずは夢空間の「顔」とも言うべきオシ25 901。車端部カプラーは暫定的にKATOカプラーに変えたままでしたが、これをボディマウント化してみます。
床板の構造。TNカプラー対応の切り欠きがありますので、いつもの自作ボディマウント化も可能そうですが、車端ですからジャンパ栓表現も加えたいことを考えると、この作りだとTN用のジャンパ栓パーツは取り付けられなさそうです。
そこで今回はこちらを使ってみることにしました。KATOのAssy、カヤ24用のカプラーセットです。
このようにジャンパ栓(線)や連結器てこの表現があります。
KATOのボディマウント製品ですからナックル化も簡単です。板バネが飛びがちなので気を使いますが、交換が済んでしまえば、当然ながら自作カプラーより安定感があります。
このボディマウントパーツの台座部分に飛び出している突起類を全てカッターで切除し、ゴム系接着剤で直接床板に取り付けてみることにしました。
こうなりました。……なんだか不恰好ですね。
カプラーの高さを見てみると他社製品と揃った位置にあるのでこれ以上上げるわけにもいかなさそうです。マイクロエース車が腰高なんでしょうね。
対策は一旦保留として、今度は「あさかぜ」由来の車両を見てみます。
「あさかぜ」用「デュエット・ミニロビー」車。夢空間編成には原則としてこの車両を2両組み込みます。「あさかぜ」時代は3両配置で1編成に1両ずつ組み込まれていました。セットにももちろん1両だけ入っているので、夢空間編成にするには1両足りません。私はオークションのバラし売りを活用して2両を確保しました。
こちらは「カルテット」。普通の開放ハネとあまり見分けがつきません。
今回もTOMIX車にはいつものようにトイレ窓を裏からステッカーシールで埋めています。「夢空間」の方向幕はジオマトリックス製ステッカーを使用。
カプラーも交換したのでいざ混結、TOMIX車とマイクロエース車を連結させてみました。
だいぶ車高に違いがあるようです。そもそも腰高なのに加えて、ボディも一回り大きいのでしょうか?
前回記事にしたリカラーさんでの運転会を控えていた(日付までは未定だった頃です)のでリカラーさんに持ち込む予定で整備していたのですが、少々不安になったので一旦地元のポポンデッタに持ち込んで試運転をしてみました。すると、TOMIX車とマイクロエース車の連結部分で見事に編成が走行分離することが判明しました。まあ、どう考えてもこの連結器高さの違いに起因するものでしょう。
インレタ等も未整備ですが、この問題が解決できなければ先に進まないので、一旦保留となりました。リカラーさんにも持ち込まず、再び「一休車」入りです。
ひとまず、今日はこれにて。