新綱島検車区業務日誌

主に模型いじりの記録を、備忘録として。

【カプラー交換】TOMIXトワイライトエクスプレス(旧製品)のナックル化を試す(その1)

こんばんは。今日の模型弄りです。

 

先日カプラー交換を実施したEF81形に合わせて、客車のナックル化も進めたいと思います。

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今回の入場車両はこの2両。左がスロネフ25-500、右がカニ24-0です。

私が中学1年の頃に、それまでの貯金のほぼ全額をはたいて購入したトワイライトエクスプレスフル編成です。TOMIX製で、一般の臨時列車として運行を始めてから2002年にリニューアルされるまでの姿です。現行品はリニューアル後を再現しているほか、ボディマウントTNカプラーがポン付けできるなど改良されているようです。

なにせ中学生の頃の購入ですから扱いが悪く、ところどころ凹みや塗装ハゲが見受けられますが、それだけ思い入れもあるというものです。

中間連結部はすでにジャンパ管付きKATOカプラーNに交換済みで、機関車と連結する部分のみがアーノルドカプラーでした。

台車マウントのまま、アーノルドカプラーからKATOカプラーなどに交換するのが手っ取り早いのですが、編成最後尾になる場合を考えるとボディマウントにして多少見た目を整えたいところです。

 

ネットの記事を漁ると、TNカプラー取り付け用の切り欠きが存在する現行品ならうまく出来そうなのですが、それのない旧製品の作例は少なく、あっても私の技術では難しそうです。やれる方法を考えます。

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まずは適当な形にプラ板を切り出します。本当に適当です。

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次に、前回も使用したマグネティックナックルカプラー(28-257)を取り出します。今回はカプラー本体の他、貨車などへの取り付けに使うカプラーポケットも使用してみます。

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取り付け用の爪をカッターで切り取りまして、

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ナックルカプラーを、何かの作業で余っていたスプリングと一緒にポケットに押し込みます。

これを、先ほどのプラ板に接着しました。

最初はアロンアルファで接着しようとしたのですが、どうやら素材との相性が悪いらしく付かなかったので、ゴム系接着剤を使用し、クリップで固定して一日放置しました。

放置したものがこちらになります。

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床下から白いプラ板が見えると格好悪いので、マッキーで黒く塗っておきました。

 

これを床下に取り付ければよいのですが、失敗して戻せなくなると怖いので、いろいろ試してみます。

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普通の両面テープで一旦仮止めします。

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まずは高さの確認から。若干低い程度で、おそらく許容範囲内でしょう。

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見た目です。アーノルドの頃とは雲泥の差ですね。

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前回カプラー交換した機関車との連結部です。今度は客車の方が高く見えます。

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接着部の強度の確認のため、こんな試運転列車を組成してみました。

機関車次位に今回のカニを繋ぎ、貨車を挟んだ後ろに動力特性の異なる他の機関車(E851)を連結してみました。このE851は動き出しがEF81よりも遅い上に最高速度も遅いので、カプラーにだいぶ負荷がかかるはずです。

試運転の結果、強度はひとまず大丈夫そうでしたが、モーターに負荷をかけたせいか、EF81がショートして動かなくなりました。

この機関車は定期的にこの症状が起きるのですが……しばらく放置すると治るので、正直「またか」といった感じです。今回もしばらく放置して、ダメなら分解ですね。

といった感じでグダグダになりましたが、次回はもう少し手を加えつつ、もう1両のスロネフの方も弄っていきたいと思います。

ひとまず、今日はこれにて。