新綱島検車区業務日誌

主に模型いじりの記録を、備忘録として。

【入線報告】KATO ポケットライン チビ凸

予定を変更して入線報告です。

 

KATOのフリーランス車両のベストセラーであるポケットラインシリーズが、動力を新型に置き換えてリニューアルしました。

今まで私はポケットラインに対して、TOMIXでいうトーマス車両のような、「子供の目を引くためのお手軽車両」だと思い込んでおり特に調べもしていなかったのですが、今回リニューアルの告知を見て一目惚れしてしまいました。

今月発売ということで、さっそく購入です。

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何やらプラレールみたいなデザインのパッケージに入っています。お手軽3両セットで、値段もプラレールの倍に満たない程度。レイアウトの賑やかしに買うには丁度いい設定です。
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この可愛らしい凸型電機! 無蓋車2両を従えた姿は、国鉄私鉄問わず似合いそうです。
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後ろから。保線車両として主要駅の片隅に置いてもよし、貨物列車としてローカル線を走らせてもよし、あるいは入換用として貨物駅に常駐させてもいいでしょう。

 

1両ずつ見ていきます。

 

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セットの要となる凸型電機「チビ凸」です。ありそうでなさそうな社紋の下に「EB221」の標記があります。明確なモデルの存在しないフリーランスですが、だからこそどこにでもいそうな感じにうまくまとめられていますね。f:id:hiruzen:20191030220625j:image

真横から。外見に合わせて古い貨車を引かせても良いですし、最新のJR型貨車でも専用線といえば違和感はないです。

今回は動力のリニューアルということで、車体は特に変更されていないようです。f:id:hiruzen:20191030220622j:image

正面から。ミニカーブに対応したためカプラー周りの切り欠きが大きくなっています。ここだけは残念ですね……。

例によってカプラー交換を行うつもりですが、交換後このぽっかり空いたスペースが気になってしまう気がしています。

 

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2両目は「トム」タイプの貨車です。
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トムというにはちょっと背が高すぎて、ト形を大きくしたような印象を受けます。チビ凸と連結させる分には、見た目の可愛さで誤魔化されてしまいますが、ファインスケールの他の貨車と繋いだ場合にどうもオーバースケール感がありそうです。

 

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3両目は「トムフ」タイプの貨車で、2両目のトムに車掌室を取り付けた形態をしています。
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実は今回購入を決定した最大の理由はこのトムフにあります。前々から、西武トフ1形を手元に置きたく探していたのですが、残念ながらこのような無蓋車の中央に車掌室のあるタイプの貨車は、完成品だとこのチビ凸セット以外に無いようです。キットならあるのですがね……。

このトムフ君がトフ1の代わりを務めてくれるかと期待しての購入なのでした。


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当区試運転線に何故か常駐している西武ワフと並べてみます。足回りは似ているので共通部品なのでしょうか。サイズはほぼ同じか、若干トムフのオーバーハングが長いくらいです。

ところが、お分かりいただけますでしょうか……トムフ君、西武ワフと比べてかなり屋根が高いんです。同じか、多少高いくらいならよかったのですが……。そもそも製品名が「トムフ」なので無茶を言ってはいけませんが、「トフ」のフリをさせるにはちょっと大きすぎるかもしれません。

 

さて動力のリニューアルで、スローやカーブ通過がスムーズになったそうです。

例の運転会後、試運転線の再整備が終わっていないので、発車シーンだけ載せます。

 

 

この程度の発進ができれば十分ですね。KATO開発チーム天晴れ!です。

 

さて、最近は前に記事にした373系の整備を続けていますが、動力不調が解決できていません。こちらはある程度成果が出てから改めて記事にしたいと思います。

ひとまず、今日はこれにて。