【細部改修】TOMIX製トワイライトエクスプレス(旧製品)をカッコよくしたい(その2)
前回の続きです。
今回はカニを弄ってみます。
先日カプラーをナックル化したところで満足しましたが、前回のスロネフに続いてこちらもジャンパ管表現を試行してみます。
そういえば、カニの方は両面テープで仮止めしたままでした。普通に編成を牽引する分には強度的に問題はなさそうでしたが、その辺もちゃんと止めていきましょう。
ボディを外したところです。カニにもTN取付け用の爪はないので、現物合わせでスロネフ同様に加工をしてみます。
ジャンパ栓ですが、実写画像を見てみると、スロネフと比較してだいぶスッキリしています。
というか、前回「これは何に使うんだろう?」といったパーツがカニ用そのものでした。同じ24系の車端部同士でここまで差が出るものなんですね。
床板を切断します。前回はあれこれ試行しながらちょっとずつ削っていきましたが、今回は模型用のノコギリでざっくり一思いに断ち切ってしまいます。上が切り落とした部分、下がこれから取り付けるパーツです。パーツの土台部分と同程度切り取りました。
前回作成して仮止めしていたカプラーユニットを、まずジャンパ栓パーツに接着しまして、
カプラーユニットのプラ板を「のりしろ」にして、ジャンパ栓パーツと床板を設置しました。
ついでに車輪を新品の黒車輪に交換して、作業完了です。やはり前回同様、取付け位置が下過ぎる気がしますが、これ以上上に付けようにもライトユニットが支障するので、「やらないよりマシ」程度の考えで妥協です。いずれ他の方法を思いついたら再入場させるかもしれません。
さて今日はもう少しだけ手を加えます。
他の車両に使うつもりで購入してあった、くろま屋さん製の号車札インレタです。たくさん入っているので、1編成分使用しても十分に余ります。
ドア上の等級標記や方向幕なども貼りたいところですが、とりあえずこれだけでもだいぶ表情が出てきます。
くろま屋さんのインレタは非常に貼りやすいので良いですね。
それから、中間連結部のカプラーが車両によってジャンパ管有り無し混在状態だったので、ジャンパ管付きのもので統一しておきました。こちらもあるのと無いのとではだいぶ印象が変わって来ます。
連結面間隔でいえばTNカプラーに勝るものは無いのですが、車両の表情を出すという意味で、このカプラーはとても優秀だと思っています。
今回弄ったカニと機関車の連結面です。やっぱりもう少しカプラーを縮めておくべきだったかもしれません。
さて今回は「カッコよくしたい」ということで試してみましたが、むしろ課題が増えた感があります。今後も何か思いついたら手を加えたいですね。以上の施工内容にて無事(?)出場と相成りました。
今回は構内試運転線での試運転も実施したので、動画つきのツイートを貼り付けておきます。
【出場試運転】カプラー交換・ジャンパ栓取付け・号車札貼付けが完了したトワイライトエクスプレス
もう15年も前の製品であちこちボロボロになってますが、その時の自分の技術に合わせてこれからも手を入れ続けたいですね。 pic.twitter.com/pHnAimO4Qj
ひとまず、今日はこれにて。