【再整備】はまなすをちょこちょこと弄る(その2)
前回の続きです。
前回はこちら。
「はまなす」編成の細かいところをちょこちょこと再整備しています。
こちらは7号車のスハフ14。基本編成単独の時はこの車両が編成の端になりますが、最後尾に来ることを考慮しない形で整備していました。
最後尾に来ても良いように、例によって自作ボディマウント化します。カプラー自体はいつも通りなので省略しますが、取り付けるジャンパ栓パーツに悩みます。
製品付属のジャンパ栓はこれ。左右に1つずつ栓が取り付けられています。
実車画像を確認してみると、右側に2つ、左側に1つと車体に2つほど付いています。
パーツのストックをごそごそやると、こんなものが出てきました。これはイメージにだいぶ近いのですが、左側にはホースが付いています。
これまた実車画像を加工したものですが、中間に来るスハフ14はホースが車体に繋がっていないことがわかります。考えてみれば当たり前の話ですが、手前のオハ14と繋いであるわけです。
つまり、上記のパーツのようにホースが縦に曲がっているのは、車端ならともかく中間に来る場合はおかしいことになってしまうわけです。
ので、結果こうなりました。1つめのパーツと2つめのパーツ、どちらも半分に切断して組み合わせたものです。
取り付けるとこんな感じ。走らせたら全く見えないところですが。
前回弄った8号車のKATOスハフと連結したところ。幌はどうしましょうね。一旦保留で……。
さてこちらは11号車のスハフ14。編成の端に来る車両です。こちらも同じ要領でボディマウント化しました。
こちらは最後尾の車両なので、ジャンパホースは車体に繋がれています。ホース部が整形色のままなのと、よくホースが斜めになってしまっていたので……。
ホースをマッキーで黒く塗ってから、ゴム系接着剤で接着しました。これで後ろが多少映えるようになりました。
最後に……増結車の中間に来るオハ14ですが、KATO車を1両混ぜてありました。
乗った編成に付いていた車番と同じ番号が印刷済みだったために繋いだものですが、やはり例によってカプラーの問題があり、無理やりナックル化していましたが精度が悪く、これもよく自然解放の原因になっていました。
TOMIXの基本+増結を購入済みなので、両数的にはTOMIX車だけで編成が組めるわけです。ここにKATO車が入る代わりに、TOMIX車が一両予備車として未加工のまま仕舞ってありました。これを入れ換えてしまいます。
TOMIX車に純正インレタで車番を。もちろん番号はオハ14 531を襲名します。
カプラーのKATOカプラー化、トイレ窓塞ぎ、行き先ステッカー貼付けなどを行って他車と仕様を揃えます。ステッカーのメーカーだけ異なりますが、まあ気にならないでしょう。
号車札は省略しました。いずれ全車をインレタに貼り替えるつもりなので、一旦保留ということで。
交代で予備車になった初代オハ14 531は、車番を貼り替えて別の編成に組み入れるつもりです。
最後はこちら。知る人ぞ知る「電源代用車」です。
この車両は客用扉に「回送車のためご乗車になれません」といった貼り紙がありました。プリンターでシールを作ってそれっぽく貼っています。うっかりA4にしてはサイズが大きすぎてしまいましたが、スケール通りの大きさではゴミがついているようにしか見えないでしょうし、これでいいかなと。
で、これまで通りカプラーを交換、ジャンパホースが取れて紛失していたので、改めて黒マッキーで塗ったものをゴム系で接着しました。カプラーユニットに付けるジャンパ栓パーツは、2栓タイプで左手にホースが付いているタイプを取り付けました。ホースまわりが変な感じになっていますが、まあ雰囲気で。
そんなこんなで、スハフ車のカプラー周りを中心に再整備をしてきました。多少は見栄えが良くなったのではないかと思います。
はまなす車は今後も手を入れていくので、また度々登場することになるでしょう。またよろしくお付き合いください。
ひとまず、今日はこれにて。