【入線整備】TOMIXキハ40・47四国色を空気バネ化……?
今日の模型弄りです。
TOMIXから夏頃に発売されていた四国色のキハ40形・47形の入線整備を行なっていきます。
先行製品については特に調べていませんが、最近のTOMIXによくある「モーターとTNカプラーを新設計のものに変更した実質再販品」ではないかと思います。
試走台の再整備を行ったので、点灯と動力のテストが行えるようになりました。いずれも良い感じです。
さて私事になりますが、以前中高時代に所属していたいわゆる「鉄研」では、毎年夏に青春18きっぷを使用しての研修旅行を行なっていました。夏休みを利用して3泊4日程度、普通列車を主体として地方の鉄道の調査旅行を行うというものでしたが、私が中学1年で初めて参加した際の目的地が四国でした。
その中で最終日となる4日目に高徳線・鳴門線でキハ40・47からなる3両編成に乗車していましたので、今回はその際の車番を再現することにします。
キハ47は0・1000番代からなる2両がセットされています。トイレが付いているものが0番代、無いものが1000番代です。
キハ40は暖地形の2000番代が単品発売されていて、モーターの有無で2種類がラインナップされていましたが今回はT車を選択しました。
旅行当時の車番は次のようなものでした。
↑鳴門(高松方)
キハ40 2148
キハ47 116
キハ47 1502
↓徳島(牟岐方)
4日目の朝、この列車で徳島を出発して北上、池谷から鳴門線に乗り入れて終点鳴門で折返し、池谷まで戻ってから高徳線の高松行きに乗り換えるという行程で、徳島→(池谷→)鳴門→池谷の区間でこの編成のお世話になりました。
鳴門での折り返し後は池谷行きで、その後この編成は再び鳴門に戻ってから徳島を目指す運用になっていたかと思います。
さて車番を見ていただくと、TOMIX製品でキハ47 1000番代が来ている箇所に1500番代が連結されていることがわかります。
(500・)1500番代は本来寒冷地仕様の車両で、0・1000番代がコイルばね台車を履いているのと異なり空気ばね台車を履いているそうです。
他にも相違点があるかもしれませんが、そこまでの拘りはないですので、この台車の違いだけ再現してみようかと思います。
(500・)1500番代が履く空気ばね台車はDT44形。グレー塗装の同形式はTOMIXからは動力台車のみが発売されているため、必然的にこちらを購入することになります。
ところが、今回のキハ47セットでは0番代がM車、1000番代がT車の構成です。1500番代を再現するには1000番代の台車を交換したいのですが、T車に動力台車を取り付けるわけにはいきません。
そこでこのようにボディを取り替え、1000番代をM車にしてから台車を交換することにしました。
DT44を履かせました。問題なく取り付けられています。
ボディを被せるとこんな感じ。隣の0番代と比べると台車の違いがよくわかります。
中間連結部のカプラーはトイレタンクが再現されたものでしたので、そちらもボディに合わせて交換してあります。
あとは、製品所定の整備を行うだけです。
空気タンクの取り付け。取り付け部が緩くすぐに外れてしまうようでしたので、ゴム系接着剤を使用しています。
こんな感じです。
前面にはアンテナ類とタイフォン、そして徳島方(牟岐方)には幌枠を取り付けます。
台車には排障器を。さすがHG製品は拘り方が違いますね。
T車(0番代)の方も同様に。高松方には幌枠を使用しないところだけ注意です。
キハ40にも同様の整備を行なって、無事竣工。
本来ならば車番の貼り付けまで行いたかったのですが、製品に付属しない1500番代車のインレタを手配し忘れていましたので、ひとまず今回はここまで。何かの機会に一緒に手配するまで、このまま放置ということになりそうです。
同じく四国の車両として2000系・N2000系やキハ58なども買ったままになっているので、それらの整備が済めばどこかのレイアウトへ持ち込んで四国運転会をしたいところです。
このところブログの更新頻度が大幅低下しております。模型以外のことに時間を取ってしまっているというのがそもそもの原因ですが、いざ弄ろうと思ってもパーツの手配が済んでおらず取りかかれないというものばかりで、なかなか取りかかれていない現状です。
最近購入したものはどれも部品購入待ちということで、ずっと前に買ったまま放置しているものを重点的に弄っていくことになろうかと思います。
ひとまず、今日はこれにて。