【入線整備?】マイクロエース50系快速「海峡」をいろいろ弄る(その1)
海峡記事を(その4)まで投稿させていただいたところ、ありがたいことにそこそこの反響があり、なんとさっそく資料提供まで頂けました。皆さま、本当にどうもありがとうございます。
頂いた資料と、当方で追加手配した資料を前にしますと、既に記事にした部分に関しても再検討の余地が出てきました。せっかく頂いた情報を最大限活用するためにも、もう少し時間をいただいて、こちらで精査する必要がありそうです。
また、都合によりしばらく研究や執筆の時間があまり取れないこともあり、続きは少し先になってしまうかと思います。お待ちいただいている方には申し訳ありませんが、しばしお時間を頂戴したいと思います。
というわけで、本来は研究記事の後にするつもりだった模型弄りを先行させたいと思います。
昨年秋に購入したマイクロエースの快速「海峡」セット(A4340)と増結セット(A4342)を弄っていきます。これをするためにいろいろ調べていたら半年以上経ってしまいましたが、現時点でのその成果は前にまとめた通りです。
初期のマイクロエース製品ということで、いろいろとツッコミどころがあります。気になる人は改良品(A4352)を買った方がいいでしょう。……高いですけど。
改良品との違いは特に妻面部分の違いということなので、編成中間は旧製品にして安く済ませる人もいるみたいですね。私はこの旧製品のみの所有です。
前にも使った画像ですが、50系海峡の牽引機といえばやはりED79でしょう。赤と青のコントラストが良いですよね。ED76-551も欲しいところですが、決定版がない状況……。リニューアルして頂きたいものです。
今のマイクロエースは、中間にヘッドマークやテールランプを装備する車両が入る場合、ライトスイッチを付けた点灯仕様にして製品化していますが、この頃はまだスイッチをつけるという発想がなかったらしく付けっぱなしです。
増結セットはオハフもライト不灯の仕様でして、今のマイクロエースからは考えられませんね。
連結面間隔が開いているのはいつも通り。そしてKATOカプラーに交換するとさらに開きます。当区客車はナックルカプラーかKATOカプラーにするのが標準なので、どうにか間隔を縮めながらKATO系のカプラーに交換する手段を考えます。
そこで、通販でKATOの同型台車を購入してみました。
買ってから、ネジ止めではなくスナップオン式であることに気づきました。
そのまま嵌めようとするとこんな感じで嵌まりません。ネジ止めできるように余計な突起を切除してみます。
左がカットした後。
とりあえずハマったので、ここで元々の台車を止めてあったネジで車体に留めてみます。
おや。うまくありません。
取り付け部分に段差があったので、そちらもカットします。車体側へ加工を加えてしまったので、もう後戻りできませんね。
台車についている集電用の突起ですが、このままでは届かなかったのでバネを挟みます。元々の台車についていたものは長過ぎるので、適当なカプラースプリングを嵌めてみます。
突起の部分、金属板と並行してプラスチックがカバーのようになっていますが、スプリングを嵌めるのに邪魔なのでカットしました。
おっと……肝心のカプラーを交換し忘れていたので換えます。1箇所はナックルに。
他方はKATOカプラーで試してみます。
組み付けて、点灯試験台へ。集電に関しては問題なさそうです。
連結面間隔は良い具合に縮まりました。間隔という点では成功です。
他形式(TOMIX24系)との連結。ほぼ同等の間隔に縮まったことがわかります。
ただ……台車未交換でカプラーだけ変えた50系と連結してみると、どうも車高が上がってしまっているようです。
せっかく連結面間隔が縮まっても、腰高感があってはみっともないですよね……。さて、どうしましょう?
続きは後日に持ち越したいと思います。
ひとまず、今日はこれにて。